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生活保護制度の悪用

神奈川県横須賀市の男ら2人が、大阪市西成区のあいりん地区に住む医療費のかからない生活保護受給者数十人に病気を装って医療機関から向精神薬を入手させ、安く買い取ってインターネットで転売していた疑いのあることが、捜査関係者への取材でわかったそうです。

神奈川県警は近く、麻薬及び向精神薬取締法違反(営利目的譲渡、所持)などの容疑で2人を立件するとのこと。

生活保護制度を悪用した大がかりな薬物の違法ネット販売の実態が明るみに出るのは初めてだそうです。

捜査関係者によると、2009年11~12月、不眠治療などの向精神薬約1000錠をインターネットで知り合った5人に約12万円で販売するなどした疑いで、2人は、3年間で少なくとも200人に転売し、約2000万円稼いでいたとみられているそうです。

生活保護受給者は福祉事務所発行の医療券を使うと、医療費は無料になるため、暴力団関係者数人を介し、あいりん地区の生活保護受給者数十人と接触し、数人のグループに分けて受診日を決め、「眠れない」「落ち着けない」と偽ったり、うつ病を装ったりして、医療機関から向精神薬を入手させて、受給者から10錠200円ほどで向精神薬を買い取り、ネットで800~2500円で転売していたそうです。

大阪市によると、西成区の受給者は2万7000人で、2008年度は生活保護費約540億円のうち半分近くは医療費で占められたそうです。

容疑者はネットで向精神薬を買ったことがあり、もうかると思った、受給者を使えば簡単に薬が手に入ったと供述しているとのこと。

◆向精神薬=脳の中枢神経に作用する薬物。主に不眠治療や精神安定に使われ、医師の処方せんがあれば薬局で購入できる。依存性がある上、善悪の判断能力が低下する恐れもあるため、麻薬及び向精神薬取締法で80種類を指定し、譲渡や販売目的の所持を禁じている◆

このことがわからず、被害が拡大していけば、私たちの医療費負担増につながっていくことになりますよね。

生活保護制度の悪用されると、こんなことになるんだと驚きました。

いろんな法律や制度がありますが、きちんと理解していないと、損をすることもあります。

借金返済についても、過払いになっていないかどうか、一度きちんと把握してみる必要がありますよね。

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